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Kwik App Design Book: CH01 Kwikとは


Kwikは、Adobe® Photoshop® CS5、CS6、CC(以下フォトショップ)で用意した絵本や物語のグラフィクスをスマートフォンのアプリのアニメーションとして動かすことができます。読者の画面へのタッチといった操作に応じて反応するような動きのある絵本を作るためのフォトショップのプラグインです。(※フォトショップCC 2014には対応していません。)

Bring Your Interactive Stories to Life, Without Code. プログラムコードを書くことなく、生き生きとした物語を創ります。

Kwikは、アドビ フォトショップのプラグインであり、フォトショップの各レイヤーの画像を使い、iPhoneやiPad、スマートフォンやタブレットのアプリケーションを開発することを可能にしました。今までに、動きのある絵本がKwikで数多く作られています。日本での事例はほとんどありませんが、Kwikが発売されてから、1年半ほどの間に、60本ほどの絵本がマーケットに登場しています。Kwikをダウンロードしたユーザ数は、海外では2000人を超えています。iPadやタブレットでのちょっと新しい動きのある絵本の制作ツールとしては、フォトショップを利用できるという点で、もっとも注目されている開発ツールです。プログラミングをする必要はありません、フォトショップの中で、Kwikのダイアログやパネル設定から、ボタンやアニメーション、サウンド、動画再生といった機能をもったページを作成することができます。

プログラマーは圧倒的に人材が不足しています。デザイナーがKwikを使って、プログラムコードを書くことなく、iOSとAndoridのアプリケーションを作成できるKwikは、ある転換・パラダイムシフトを意味します。

デザイナーもアプリを作ろう! Ustream 2012年11月19日の東北×岐阜=シナジー スペシャルトークでデザイニウム前田さんの講演(0:53:51) http://www.ustream.tv/recorded/27139356 では、タッチパネルのスマートフォンデバイスは、「機能と使い勝手が完全に融合したシステム」であり、「エンジニアとデザイナーのコラボレーションが不可欠」と語られています。

コーディングをすることなく、スマートフォンのアプリが作成できるKwikは、グラフィクス・ユーザインターフェイスデザインを作成したフォトショップ自体の中で、スマホアプリの機能の実装も行えるという画期的なツールとなっています。これによって、インタラクティブな絵本、お料理やお菓子のレシピブック、リッチな写真や動画を利用したカタログなどは、フォトショップで作成したデザインそのままの形でアプリとして機能します。Kwikは、アンドロイドやiOSの独自の機能の実装やOS独自のオリジナルのUI部品を取り扱うことは難しいですが、フォトショップで作成したぐらふぇいくすとデザインをそのまま、iOSとAndroidで共通で使え、動作も共通になるアプリフレームワークを使用しています。大量のテキストの取り扱いといった苦手な部分もありますが、十分な実用的で綺麗で使い勝手のよいアプリケーションがアイデアと工夫次第で作れるでしょう。

Kwikは米国のマイアミに住んでいるアレックス・サウザー氏が2011年に開発しました。その後2014年秋に山本直也&株式会社GClueによって、すべての事業が日本のクイックシャー有限責任事業組合に移管されました。英語ではYoutubeやブログなどで、Kwikの使い方について様々な情報があります。今後、Kwikの日本語でのマニュアルやチュートリアルを充実させていきますので、よろしくお願いします。

2014年12月10日
クイックシャー有限責任事業組合 山本直也